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不良中年Nの愛と欲望の日々

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2006年 04月 09日

京都 お花見プチ旅行② 醍醐寺はちょっと考えさせられます。

まずは、35mmレンズでは、フレームに入りきらないこの姿をご覧ください。
京都 お花見プチ旅行②  醍醐寺はちょっと考えさせられます。_c0056180_17471496.jpg

哲学の道を後にして、醍醐寺へ向かう。
ここは、秀吉の醍醐の花見の舞台であり、
アタシが尊敬してやまない、弘法大師空海上人の孫弟子、聖宝上人を開祖とする、
真言宗の名刹である。
余談であるが、アタシは神社には靖国もふくめ、全てに手を合わせるが、
仏教寺院で拝むのは、曹洞宗(実家の檀家宗なのだ)と真言宗だけである。

京都 お花見プチ旅行②  醍醐寺はちょっと考えさせられます。_c0056180_18024100.jpg地下鉄醍醐駅を降りて、徒歩で向かう。
東山と違って、このあたりはマンションが立ち並ぶ新興住宅街だ。
というか、きっと少し前までは、人のすまない田舎だったのが、交通事情がよくなって、一気に宅地開発が進んだのだろう。


京都 お花見プチ旅行②  醍醐寺はちょっと考えさせられます。_c0056180_183556.jpg醍醐寺は、流石に、桜の木一本一本が違います。
メインは、枝垂桜。
若い枝垂桜は、密度が足らなくて、染井吉野に較べると見劣りしますが、コレくらいの巨木になると話は別。
妖しくも艶やかな表情に魅了されます。


でも、ちょっと考えさせられるのは、このように手入れされた場所に、名木が植わっているのは、堂内でも、別料金が必要な3ヶ所だけだということ。
なにやら、そろばん勘定が見え隠れします。


京都 お花見プチ旅行②  醍醐寺はちょっと考えさせられます。_c0056180_18132964.jpg別料金を払わない限りは、このような状態で、
立ち止まることも憚られます。
土手に上っているのを見つかると、若い坊主に怒鳴られます。

京都 お花見プチ旅行②  醍醐寺はちょっと考えさせられます。_c0056180_18145859.jpg車椅子の参拝客・花見客も沢山いるっていうのに、こんな参道です。
アスファルト舗装は無粋ですが、石畳くらいはしてもよいのでは、と。
有料エリアとのギャップが激しいだけに、考えさせられました。

真言寺だけに余計に残念です。


とはいえ、桜の素晴らしさは比類ないので、関西にいれば、多分来年も訪れるのは
間違いないですね。

by nozopoo | 2006-04-09 18:27 | お散歩


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