取引先の方と連れ立って、日本橋藤久へ。
何も言うことはありません。
一番好きな和食屋さんです。
先付け
海胆豆腐
照明が白熱球なので、写真に撮ると色温度の関係で黄色くなることがあるのはご容赦。
椀物
白甘鯛と松茸の吸い
絶妙です。
三門の甘鯛の酒蒸しが剛なら
コチラは、柔の極致です。
向う付け
此処は、いつも気をてらった刺身が出ることがありません。
槍烏賊・シビ・鯛
新鮮で固いのじゃなくて、熟成された旨味のあるお造りです。
八寸
何といってもコチラのお店は八寸です。
秋らしく、月見に見立てた料理たち。
団子に見立てたのは、
百合根饅頭。
中身が4つ違います。フォアグラ・イクラ・木耳・もうひとつ何だったかな?
恐ろしく手間がかかった料理ですね。
炊き合わせ
蕪と海老芋かな?
職人も小僧さんも寡黙で、訊かないと料理の説明してくれないんだよね。
なますは
肉厚の蝦蛄
揚げ物
舞茸天麩羅とチキンカツ。
チキンカツだぁ!!
お食事は
松茸ご飯。
何も言うことありません。
水菓子は
フルーツゼリー。
コレとほうじ茶が実に合う。
一品一品には、何のケレンも無いのに、丁寧な仕事ぶりで、食べ終わると幸せな気持ちになれる、数少ない店の一つです。
大切な人との食事は、此処と決めています。