今では、ありふれた存在になってしまったが、ほんの10年前、UNIQLOが販売するまでは、フリースっていうのは、アウトドアの興味のある人しか知らない素材だったのだ。
たしか、初めて、類似素材の衣類を発表したのが、
Patagoniaで、今言うフリースよりももっと起毛した感じの
バンティングという素材だったと思う。
バンティングジャケットという、商品名で、機能的には問題なかったが、毛玉が出来やすいのが難点だった。
今、
クラシック・レトロ・カーディガンという商品名で売っているものが、近い。
その後、毛玉対策をした第二世代が登場した。
その素材を、Patagoniaは
シンチラと、ノースフェイスは
ポーラーフリースと名づけたはず。
このときが、
フリースなる名称が世に出た初めだと記憶している。
で、その頃購入した
シンチラ プルオーバー。
当時の価格16.000円。
かれこれ16年以上着て、肘なんか薄くなってきたけれど、手放せないんだよなあ。
今でも、若干モデルチェンジしたものが
シンチラ・マースピアルという名称で売ってます。
12.600円。UNIQLOの1.000円の12倍の価値はありますよ。
ぜひ、おひとつどうぞ。